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2025.03.30

ガイアフーズの地域を支える“食”の取り組み

今年も農作業が始まる季節となりました。蔵王の山々を頂く恵み豊かな宮城では、自然とともに生きる農村の営みが静かに、力強く動き始めています。ガイアグループにおいて“食”を担う専門集団「ガイアフーズ」でも地域の食を支える取り組みが今年も始まりました。

 

地域とともに「食」を創る

 

ガイアフーズは、単なる飲食や食材の提供を超えて地域の命をつなぐ「食の循環拠点」としての役割を担っています。農業、福祉、観光が有機的につながる持続可能な地域社会の中で、ガイアフーズは「生産」「加工」「提供」「販売」「交流」という一連の流れを包括的にデザインしています。

 

ガイアファーム──大地に根ざした食の出発点

 

その中核を成すのが、ガイアフーズが運営する農園「ガイアファーム」です。今年も棚田では田植えの準備が始まり、春の訪れとともに母なる農村が活気を帯びてきました。ガイアファームでは、蔵王福祉の森構想の理念に基づき地域の力を最大限に活かし安心・安全な米や野菜を丁寧に育てています。

 

こうした農作物は、ガイアフーズの直営店舗である「さかい珈琲 蔵王山水苑前店」や「農産物直売所 蔵王夢づくり」を通して地域内外へ届けられ、地産地消のモデルを構築しています。

 

さかい珈琲──地域を支える“つなぐ”カフェ

 

「さかい珈琲 蔵王山水苑前店」は、ガイアフーズの拠点であると同時に、地域福祉や観光のハブとしての機能も持っています。ここでは、地域の見守りサービスやガイアリゾートのチェックイン業務も担い、“食と地域のつながり”を体現するコミュニティカフェとして親しまれています。

 

また、カフェで使用される食材の多くは、ガイアファームで育てられたもの。地域で採れた食材がそのまま地域の食卓に並ぶ、このシンプルで力強い循環がガイアフーズの目指す姿です。

 

食を通じて、福祉と観光を支える

 

ガイアフーズの取り組みは農と食にとどまりません。蔵王福祉の森構想に賛同する医療法人や社会福祉法人や旅行会社とも連携し、収穫した農産物を福祉施設や就労支援の現場で活用するほか、農業体験やエコツーリズムといった分野にも展開しています。

 

特に、分散型観光「アルベルゴ・ディフーゾ」を掲げるガイアグループの他のミッションとの連携により「農泊」や「食育体験」などのプログラムが地域の魅力と結びついています。これにより、「食」を通じた観光資源の創出と地域活性が同時に実現されつつあります。

 

 

 

地域を味わい、地域と生きる──それがガイアフーズ

 

「つくる人」と「食べる人」、そして「支える人」と「訪れる人」がひとつにつながる社会。その実現に向けて、ガイアフーズはこれからも“食”という生命線を大切に、地域の未来を支え続けていきます。

 

 

 

関連リンク

ガイアリゾート公式サイト

さかい珈琲 蔵王山水苑前店(プレスリリース)

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