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2025.03.25

空き家を“資源”に変える ー ガイアグループが蔵王で描く、地域再生の未来図

全国的に増え続ける空き家。

かつては「負動産」として扱われてきたそれらが、いま、地域資源として再評価され、再生の芽を育て始めています。

 

私たちガイアリゾートは、宮城県蔵王町を拠点に、「空き家や未利用別荘を活かした貸別荘・農泊施設の運営」を通じて、新しいまちづくりの形を提案しています。

しかし、これは単独の取り組みではありません。私たちはガイアグループの一員として、社内の5つの専門事業部と有機的に連携しながら、地域の未来に本気で向き合っています。

 

 

 

ガイアグループという“まちづくりの専門家集団”

 

ガイアグループには、以下の5つの事業部があります:

• ガイアプランニング:地域戦略の構想・設計

• ガイアディベロップメント:自然と調和したまちの基盤整備

• ガイアリゾート:空き家・別荘を活用した宿泊・農泊事業

• ガイアフーズ:地産地消・農福連携の食と生産

• ガイアエステート:付加価値を加えた不動産流通の推進

 

この体制により、企画・造成・利活用・販売・運営・地域経済循環のすべてを自社内で完結できる強みがあります。

 

 

 

空き家は“まちを再設計する素材”

 

老朽化した建物や使われていない別荘は、ただの空間ではありません。

そこには「静けさ」「自然との距離」「余白」といった、都市にはない価値が秘められています。

 

私たちガイアリゾートでは、それらを丁寧に再生し、1棟貸しの宿泊施設や農泊・福祉連携型施設として利活用しています。

そして、ガイアエステートは、そうした施設や再生住宅にストーリーと暮らしの価値を付加し、地域外の人々へと届ける役割を担っています。

 

この流通のプロセスこそが、まちの循環と外部からの資本・人の流れを生む要です。

 

(参考:ガイアエステートの取り組み

 

 

 

持続可能な地域社会のために、私たちは有機的に連携します

 

ガイアグループの5部門は、目的別に役割を分担しつつ、密に連携しています。

たとえば、ガイアプランニングが構想した地域ビジョンをもとに、ガイアディベロップメントが宅地や基盤整備を行い、ガイアリゾートが滞在拠点を整備。そこに、ガイアフーズが食や農体験を組み込み、ガイアエステートが外部へ流通・定住をつなぐ…という一連のサイクルがすでに動き出しています。

 

これは、部分的な地域貢献ではなく、「持続可能なまちそのものをつくる」ことへの挑戦です。

 

 

 

空き家が変える、まちと人の関係性

 

私たちが手がける空き家再生は、単なる施設整備ではありません。

そこには、“地域とのつながり”や“共に生きる”という思想が込められています。

 

旅人が地域の人々とふれあい、季節を感じながら暮らすように滞在する。

障がい者や高齢者の働く場、地域資源を守る仕組み、次世代への価値継承——それらを空き家から始めていくことができるのです。

 

 

 

蔵王から、持続可能な未来モデルを

 

ガイアリゾートは、これからも蔵王町を舞台に、空き家を“課題”ではなく“まちの未来をつくる素材”として再生し、地域の多様なパートナーとともに持続可能な社会のモデルを描いてまいります。

 

 

 

【関連リンク】

• ガイアリゾート公式サイト:https://gaia-resort.net/

• ガイアディベロップメント:http://www.nszao.co.jp/

• ガイアエステートの取り組み:http://www.nszao.co.jp/news/detail—id-925.html

• 空き別荘の利活用とモデルづくり:http://www.nszao.co.jp/news/detail—id-922.html