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詳細空き家を“資源”に変える ー ガイアグループが蔵王で描く、地域再生の未来図
全国的に増え続ける空き家。
かつては「負動産」として扱われてきたそれらが、いま、地域資源として再評価され、再生の芽を育て始めています。
私たちガイアリゾートは、宮城県蔵王町を拠点に、「空き家や未利用別荘を活かした貸別荘・農泊施設の運営」を通じて、新しいまちづくりの形を提案しています。
しかし、これは単独の取り組みではありません。私たちはガイアグループの一員として、社内の5つの専門事業部と有機的に連携しながら、地域の未来に本気で向き合っています。
ガイアグループという“まちづくりの専門家集団”
ガイアグループには、以下の5つの事業部があります:
• ガイアプランニング:地域戦略の構想・設計
• ガイアディベロップメント:自然と調和したまちの基盤整備
• ガイアリゾート:空き家・別荘を活用した宿泊・農泊事業
• ガイアフーズ:地産地消・農福連携の食と生産
• ガイアエステート:付加価値を加えた不動産流通の推進
この体制により、企画・造成・利活用・販売・運営・地域経済循環のすべてを自社内で完結できる強みがあります。
空き家は“まちを再設計する素材”
老朽化した建物や使われていない別荘は、ただの空間ではありません。
そこには「静けさ」「自然との距離」「余白」といった、都市にはない価値が秘められています。
私たちガイアリゾートでは、それらを丁寧に再生し、1棟貸しの宿泊施設や農泊・福祉連携型施設として利活用しています。
そして、ガイアエステートは、そうした施設や再生住宅にストーリーと暮らしの価値を付加し、地域外の人々へと届ける役割を担っています。
この流通のプロセスこそが、まちの循環と外部からの資本・人の流れを生む要です。
(参考:ガイアエステートの取り組み)
持続可能な地域社会のために、私たちは有機的に連携します
ガイアグループの5部門は、目的別に役割を分担しつつ、密に連携しています。
たとえば、ガイアプランニングが構想した地域ビジョンをもとに、ガイアディベロップメントが宅地や基盤整備を行い、ガイアリゾートが滞在拠点を整備。そこに、ガイアフーズが食や農体験を組み込み、ガイアエステートが外部へ流通・定住をつなぐ…という一連のサイクルがすでに動き出しています。
これは、部分的な地域貢献ではなく、「持続可能なまちそのものをつくる」ことへの挑戦です。
空き家が変える、まちと人の関係性
私たちが手がける空き家再生は、単なる施設整備ではありません。
そこには、“地域とのつながり”や“共に生きる”という思想が込められています。
旅人が地域の人々とふれあい、季節を感じながら暮らすように滞在する。
障がい者や高齢者の働く場、地域資源を守る仕組み、次世代への価値継承——それらを空き家から始めていくことができるのです。
蔵王から、持続可能な未来モデルを
ガイアリゾートは、これからも蔵王町を舞台に、空き家を“課題”ではなく“まちの未来をつくる素材”として再生し、地域の多様なパートナーとともに持続可能な社会のモデルを描いてまいります。
【関連リンク】
• ガイアリゾート公式サイト:https://gaia-resort.net/
• ガイアディベロップメント:http://www.nszao.co.jp/
• ガイアエステートの取り組み:http://www.nszao.co.jp/news/detail—id-925.html
• 空き別荘の利活用とモデルづくり:http://www.nszao.co.jp/news/detail—id-922.html