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詳細ガイアフーズ・地域の「食」を未来へつなぐ
食は、地域の文化や暮らしと密接に結びついています。しかし、人口減少や高齢化が進む中で、農業の担い手不足や地域食材の流通課題が顕在化しています。
そんな中、ガイアフーズは、「蔵王福祉の森構想」の理念のもと、地域の農産物を生産・販売・提供する「食の循環システム」を構築し、地域社会の持続可能性に貢献しています。
本記事では、ガイアフーズが展開する さかい珈琲蔵王山水苑前店の運営、農産物直売所事業、棚田ガイアファームでの農業生産、地域との連携 について詳しくご紹介します。
1. さかい珈琲蔵王山水苑前店 – 「食」と「福祉」をつなぐ場
ガイアフーズが運営する さかい珈琲蔵王山水苑前店 は、単なる飲食店ではなく、地域の高齢者や障がい者、移住者、観光客など、多様な人々が交流できる場として機能しています。
特に、蔵王福祉の森構想の一環として、「見守りモーニングサービス」や「送迎サービス」を実施し、高齢者の孤食防止や社会参加を促進しています。
✅ 地域福祉と連携した「見守りモーニングサービス」
高齢者が朝食をとる場を提供し、スタッフや地域住民が定期的に見守ることで、孤独感の解消や健康維持をサポート。
✅ 送迎サービスで外出機会を増やす
店舗までの送迎サービスを提供し、移動が困難な高齢者が気軽に外出できる環境を整備。
また、2025年5月23日より 「子供食堂フードリボン」 の取り組みを開始します。フードリボンは、地域の子どもたちが安心して食事をとれるよう、お客様がリボンを購入し、店舗でそのリボンを使って子どもたちが無料で食事を受け取れる仕組みです。地域の善意とガイアフーズの協力によって、子どもたちに「食の安心」を提供します。
✅ フードリボンの仕組み
- お客様がリボンを購入し、店舗内に掲示
- 子どもたちは掲示されたリボンを利用し、無料で食事を受け取れる
- 地域の善意が子どもたちの「いただきます」を支える
また、カフェで使用する食材は、ガイアフーズが運営する農産物直売所や棚田ガイアファームの新鮮な食材を活用。地元の農家と連携し、地産地消を推進することで、地域経済の活性化にもつなげています。
2. 農産物直売所 – 地域の「食」と「経済」を支える
ガイアフーズは農業生産者組合「蔵王夢づくりの会」と連携し、地元で生産された野菜や果物、加工品を販売する 農産物直売所 を運営しています。
この直売所は、単なる販売拠点ではなく、地域の生産者と消費者をつなぐハブとしての役割を果たしています。
- 地元農家の販路拡大:大手流通を介さず、直接販売し農家の収益向上を支援
- 新規就農者の支援:移住者や若手農業者が生産した作物を販売できる場を提供
- 地域福祉との連携:障がい者や高齢者が働く場として活用し、社会参加の機会を創出
ここで販売される農産物は、ガイアリゾートの宿泊施設や さかい珈琲蔵王山水苑前店 で活用され、地域の食材循環と経済循環を支えています。
3. 棚田ガイアファーム – 耕作放棄地を再生し、地域農業を支える
宮城県丸森町にある 棚田ガイアファーム では、耕作放棄された棚田を再生し、新たな農業モデルを構築しています。
✅ 耕作放棄地の再生
高齢化や後継者不足で手入れができなくなった棚田を再生し、地域の美しい景観と農業の持続可能性を守ります。
✅ 農業生産を通じた地域活性化
棚田での米や野菜の栽培を通じて、地域の食文化を維持し、都市部の消費者にも提供。
✅ 観光資源としての活用
農業体験や、景観を活かした地域活性化イベントを企画し、都市部の人々との交流の場を創出。
ここで収穫された米や野菜は、直売所や飲食事業を通じて消費者に届けられ、「作る人と食べる人をつなぐ」役割を果たしています。
4. ガイアフーズの目指す未来 – 地域と共に成長する「食の循環」
ガイアフーズの取り組みは、「食」と「福祉」、「農業」と「観光」、「地域」と「経済」をつなぎ、持続可能な社会の構築を目指しています。
🔹 地域の食材を活かした飲食店運営(さかい珈琲)
🔹 生産者と消費者をつなぐ直売所の運営
🔹 耕作放棄地を再生し、農業の未来を支える棚田ガイアファーム
🔹 観光・福祉と連携した「食のまちづくり」
🔹 子供たちの食を支える「フードリボン」
これらの活動は、ガイアディベロップメント、ガイアリゾート、ガイアエステート、ガイアプランニングといった他の事業とも密接に連携しながら進められています。
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「食」を通じて地域の未来をつくる。ガイアフーズの挑戦は、これからも続きます。
株式会社ガイア
ガイアフーズ事業本部
取締役副社長 相澤裕美