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2025.03.10

ガイアリゾートの蔵王エリアにおける持続可能な観光振興と「蔵王福祉の森構想」

近年、北海道のニセコや長野県の白馬村など、多くのリゾート地が観光客で賑わいを見せています。しかし、その一方で、オーバーツーリズムや物価高騰といった課題も浮上しています。例えば、白馬村では路線価が前年比32.1%上昇し、全国トップの上昇率を記録しました。  また、京都や富士山周辺などの観光地では、過度な観光客の増加により、交通渋滞や地域住民への影響が深刻化しています。 

ガイアリゾートは、これらの問題に注目し、地域社会の持続可能性を第一に考えた新たな観光振興モデルを蔵王エリアで推進しています。

蔵王福祉の森構想:誰もが安心して暮らせるまちづくり

ガイアリゾートが中心となって進める「蔵王福祉の森構想」は、「母なる農村を守りながら、高齢者も若者も、障がいのある者もない者も、誰しもが安心して暮らせるまちづくり」を理念としています。この構想では、空き家を活用した交流人口の促進、高齢者・障がい者福祉施設と地域社会との連携、耕作放棄地を利用した農福連携など、多角的な視点からのまちづくりが進められています。

地域通貨の導入と域内経済の循環

蔵王山水苑エリアでは、地域通貨の発行により、域内経済の循環を促進しています。エリア内の宿泊施設滞在者に発行されるチケットや、グループ企業の福利厚生チケットを通じて、地域内の店舗や施設での利用が可能となり、地域経済の活性化に寄与しています。

持続可能な観光振興への取り組み

ガイアリゾートは、インバウンドや国内旅行の促進、移住支援、農福連携など、多角的な観点から蔵王エリアのまちづくりに力を入れています。これらの取り組みを通じて、地域社会の持続可能性を確保し、観光客と地域住民が共生できる新たな観光モデルを目指しています。

蔵王エリアでのガイアリゾートの取り組みは、他のリゾート地が直面する課題に対する一つの解決策として注目されています。地域の魅力を最大限に活かしながら、持続可能な観光振興を推進するガイアリゾートの活動に、今後も期待していただきたく思います。

株式会社ガイア 代表取締役 相澤国弘

参考記事:

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