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詳細世界の国際旅行者数、2025年上半期は6.9億人に増加 —— 成長率トップは日本
国連世界観光機構(UNツーリズム:UNWTO)の発表によると、2025年1月〜6月における世界の国際旅行者数は前年同期比5%増の 6億9000万人 に達しました。これは2019年同期比で約4%増となり、パンデミック前の水準を上回る回復が確認されています。
国別では 日本とベトナムが前年比21%増 と最も高い成長率を示し、韓国も15%増と好調な伸びを記録しました。特に日本は、観光収入においても 18%増 と世界トップの伸び率を見せており、訪日インバウンドが大きく復調していることが明らかになりました。
地域別の観光動向
- アジア太平洋地域:前年比11%増、北東アジアは20%増と最も好調。ただし2019年比では依然8%減。
- 欧州:4%増の3億4000万人。2019年比で7%増と安定した成長。
- 米州:3%増。米国・カナダの需要減で伸び悩み。
- 中東:4%減ながらも、2019年比では29%増と世界で最も好調。
また、観光専門家による2025年下半期の見通しでは「旅行者信頼感指数」が上昇し、観光需要のさらなる拡大が期待されています。
ガイアグループの視点:インバウンドと地域資源活用のチャンス
日本が世界トップクラスの成長率を示す中で、ガイアグループが進めている「地域資源を活かしたまちづくり」「滞在型観光モデル」は、訪日インバウンドにとっても魅力的な受け皿となり得ます。
ガイアグループの主な取り組み
- 蔵王福祉の森構想
福祉・農業・観光を融合し、空き家を宿泊・交流拠点へと再生。サステナブルな観光モデルを推進。 - アルベルゴ・ディフーゾの国際認証取得
蔵王山水苑を中心に、日本初の「オスピタリタ・ディフーザ」認証を獲得。地域全体をホテルとする分散型宿泊モデルを展開。 - 体験型観光商品の拡充
ヘリクルージング付き宿泊プラン、農業体験、地域食材を活用したグルメ体験など、“泊まるだけではない滞在”を実現。
これらの取り組みは、国際的な観光潮流である「体験価値重視」「サステナブルツーリズム」と強く呼応しており、今後のインバウンド拡大に直結するものです。
おわりに
UNツーリズムの最新調査が示すように、世界の観光は力強く回復し、日本はその成長の中心に立っています。ガイアグループは、地域に根ざしたリゾート開発・空き家再生・福祉連携といった独自の取り組みを通じて、この国際的な観光需要を地域の活力へとつなげていきます。
「訪れる人に、地域まるごとの体験を。」
これからもガイアグループは、地域と世界を結ぶ架け橋として挑戦を続けてまいります。
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