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2025.10.12
ガイアリゾート、ヨーロッパと台湾からの支持を受ける「滞在型観光」の拠点へ
年間8万人が滞在する国際的リゾートネットワーク
ガイアリゾートは、宮城県を中心に展開する地域密着型の宿泊ネットワークです。年間 約80,000人 の宿泊者を受け入れており、そのうち 約60%がインバウンド(海外旅行者) です。さらに特徴的なのは、インバウンド客の 50%がヨーロッパから、そして 20%が台湾から 来訪していることです。
これは日本国内の宿泊施設の中でも稀有な傾向であり、成熟した旅行文化を持つヨーロッパの個人旅行者、そして長年友好関係を築いてきた台湾の旅行者に、ガイアリゾートのスタイルが高く評価されていることを示しています。
受け入れられる理由──ガイアリゾートの旅のスタイル
- 「暮らすように旅する」滞在型モデル
有名観光地を巡るだけでなく、地域での生活や文化を体感できることが、個人旅行者に大きな魅力となっています。 - アルベルゴ・ディフーゾの理念
古民家や地域資源を再生し、村全体を宿泊施設として活用する発想は、ヨーロッパの旅行者に馴染みがあり、台湾からも「本物の日本」を体感できる場として支持されています。 - 蔵王福祉の森構想との連動
自然、福祉、文化を融合させた「地域共生」の理念が、滞在体験を深みのあるものにしています。
ガイアグループの戦略と地域への還元
ガイアリゾートが描く未来は、単なる宿泊施設の拡大にとどまりません。
- 多言語・多文化対応の強化
ヨーロッパ・台湾からの旅行者に寄り添う体制を整備。 - 体験プログラムの拡充
農泊、地元の食文化、自然散策、伝統工芸体験などを通じ、観光から交流へと進化。 - 地域経済への波及効果
宿泊需要が地元産品や雇用につながり、地域全体に利益を還元。 - 持続可能な観光
地価上昇の利益が地域社会に還元される仕組みをつくり、社会課題の解決につなげる。
結びに
ヨーロッパと台湾の旅行者が主な宿泊客となっていることは、ガイアリゾートの「滞在型観光モデル」が国際的に評価されている証です。
これからも 蔵王町・仙台市・登米市・平戸市・川崎町・村田町・白石市・丸森町 を結ぶ拠点を軸に、地域が主役の観光を世界へ届けてまいります。