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詳細旅行需要の回復と、地域が主役となる観光の未来
―― 三位一体で進める「観光 × 福祉 × 地域経済」のまちづくり ――
2025年5月、主要旅行業10社の総取扱額が前年比5%増の2,388億円に達したことが観光経済新聞で報じられました。すべての部門で前年を上回り、旅行需要が着実に回復していることがわかります。
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この回復傾向は、単に「観光業の活性化」を意味するだけでなく、地域社会の再生や新しいまちづくりの可能性を切り拓く追い風でもあります。
■ 観光業の回復を「地域価値の創出」へ転換する
ガイアグループは、この回復基調を消費の波として受けるのではなく、地域住民と価値を共創する観光モデルとして昇華させていきます。
私たちが推進するのは、「暮らしと旅が交差する場所」を創造する分散型宿泊構想、すなわちアルベルゴ・ディフーゾ/オスピタリタ・ディフーザ型まちづくりです。
- 一棟貸しの古民家で、地元の食と文化に触れる
- 棚田の管理を体験し、地域の農業に貢献する
- 高齢者や障がいのある方と自然な交流を生む共生型福祉体験
これらを通じて「宿泊」は単なる消費行動ではなく、「地域を共につくる体験」へと変わります。
■ 蔵王エリアの広域連携:「蔵王福祉の森構想」の拡張展開
私たちの中核プロジェクトである「蔵王福祉の森構想」は、これまでの蔵王町に加え、川崎町・村田町・白石市・丸森町など蔵王周辺自治体にも展開されつつあります。
この構想は、空き家・別荘の利活用や福祉事業者との連携、農業・観光資源の循環的利用を通じて、「高齢化」「空洞化」など地方の構造的課題を観光で解決する地域実装モデルとして注目を集めています。
■ 仙台シーサイドエリア構想:海・都市・山をつなぐ観光ベルト
一方で、宮城県の東部沿岸にはもう一つのビジョンがあります。
仙台駅前の「ガイアリゾート道」を起点とした、海辺のアルベルゴ・ディフーゾ構想です。
- 仙台港、新港地区をはじめ、塩竈・多賀城・松島といった歴史・自然の宝庫
- 都市機能を持つ仙台駅周辺と、海・山を有機的に結ぶ観光回廊
- 海辺の空き家や古民家を活用した分散型宿泊と、地域住民との交流体験
これにより、**「海」「都市」「山」が一体となった観光ネットワーク=“宮城観光ベルト”**の形成を進めています。
■ 旅行者数の増加は、持続可能性への試金石でもある
HISによる「高付加価値体験」への投資や、訪日客の長期滞在・深度観光のトレンドを見るに、これからの観光には**「数字」ではなく「質」**が問われます。
▶︎ 関連参考記事
だからこそ、ガイアグループが提供するのは、地域とともに作る持続可能な観光。
観光、福祉、地域経済を三位一体で活性化する「まちづくり型観光」の時代が、いま始まっています。
引き続き、ガイアグループは「地域が主役になる日本の未来」に向けて、一歩ずつ着実に進んでまいります。